にきび治療について |
大人にきびの治療法
1.ストレスとうまく付き合う

日々のストレスとうまく付き合い、心とからだのバランスを保つよう心がけましょう。
ストレスコントロールを身につけることで、精神面からニキビのできにくい状態をつくっていきます。
2.睡眠をしっかりとる
睡眠不足によって、女性ホルモンのエストロゲンが低下すると、
ニキビができやすい体質になってしまいます。
早めの就寝を心がけ、睡眠をしっかりとり、ホルモンバランスを整えましょう。
3.脂分や糖分は控える

にきびの原因であるアクネ菌は脂分を栄養とします。
また、過剰摂取された糖分は中性脂肪と化し脂の分泌
を促します。 過剰な皮脂分泌は、毛穴のつまりを起こし、
にきびを発症させる原因となります。
必要以上の脂分や糖分の摂取は、控えるようにしましょう。
4.規則正しい生活を心がける
正常な肌は28日で生まれ変わります。これをターンオーバーといいます。
しかし、加齢や新陳代謝の衰えにより、ターンオーバーの機能も低下します。
ターンオーバーを正常化させるために、規則正しい生活習慣をするようにしましょう。
5.紫外線と乾燥を避ける

紫外線の照射によって、にきび内の皮脂が酸化を起こし、活性酸素を発生することによってニキビが悪化します。
それだけでなく、紫外線はにきびの色素を沈着させ、ニキビ跡が残させる大きな要因となります。
また、大人ニキビは乾燥によるものも多く、乾燥は皮膚の角化を招き、毛穴の詰まりを誘発します。
夏場はエアコンの当たりすぎに注意し、冬場は十分な加湿を心がけましょう。保湿系の乳液やクリームなどを使用するのも効果的です。
6.生理前後のホルモンケアに要注意
生理前後は、女性卵巣から男性ホルモンと似た働きをする黄体ホルモンが分泌
されます。
男性ホルモンの活発化とニキビの発症には密接な関係があるので、
生理前後は特にニキビが出来やすい時期といえます。
この時期には、生活習慣やストレス、肌のケアに特に気を使っていきましょう。
7.毎日の洗顔

一日分の汚れや皮脂を、その日のうちにしっかり洗顔で
洗い落とすことがなにより大切です。
しかし、一日に何度も洗顔をしたり、ゴシゴシと洗うことは
お肌にとって逆効果です。
自分の肌にあった洗顔料を選び、肌に負担をかけず、優し
くいたわってあげることで美肌を保つことができます。
8.洗顔後の保湿と美容液
にきび予防としてもっとも重要なのは、保湿です。
しかし、保湿効果の高い美容液だけ使えばよいわけではありません。
化粧水、乳液、美容液、クリームなど、浸透性の高いものからステップを踏んだ正しいお手
入れを試みましょう。
基礎化粧品を選ぶ際、ビタミンCが配合されているものや、にきびの原因である活性酸素を
取り除いてくれるものも効果的です。
9.皮膚科治療

大人にきびは、思春期にきびに比べて治りにくく、にきび跡が残りやすいため初期治療が特に重要です。
発症の進行があまりに早い場合は、皮膚科等での専門治療も視野に入れてみましょう。
治療法は、ケミカルピーリング治療、イオン導入治療、レーザーフェイシャル治療、IPL治療、フォトRF治療、圧出治療などがあります。
どれも肌のターンオーバーを正常化し、皮脂分泌を抑制するためのものです。